筋膜リリースは手技でできる?
筋膜リリースは欧米で注目され、日本でもここ数年に渡り広まってきました。
痛みやコリの解消、ダイエット効果など、様々な効果が認められており、施術を導入するエステサロンなどが増えています。
セルフでもできる筋膜リリースですが、エステサロンならより効果の高い施術に期待できます。
マッサージなどを行うエステサロンなら手技での施術と中心となりますが、筋膜リリースは手技でできるものなのでしょうか?
筋膜リリースとは?
人の筋肉や内臓は筋膜と呼ばれる繊維膜により支えられています。
この筋膜がねじれたり、委縮したりすると神経や血管が圧迫され、体に痛みやコリ、血行不良など様々な不調をもたらすとされています。
この筋膜は複雑に入り組んでいるので、マッサージやストレットだけでは完全に元の状態に戻すことができません。
元の状態に戻す方法として有効なのが、筋膜リリースです。
筋膜リリースは多方面に筋膜を伸ばして、癒着を剥がして元の状態に戻していく方法になります。
筋膜リリースの基本ポイント
背中や太ももの裏など自分の手で届かないところは、セルフだとトレーニングポールなどを使って筋肉リリースを行います。
エステサロンで施術するメリットは、エステティシャンによって行われるので手が届きにくい場所の施術も道具なしでできることでしょう。
筋膜リリースはやり方さえ分かれば、手技で誰でもできます。
では、手技で筋膜リリースをする際の基本のポイントを見ていきましょう。
指を繊維に沿って滑らせる
筋膜リリースは指で1点を刺激するのではなく、面を刺激するイメージを持って行いましょう。
筋肉に対して垂直に圧をかけるのではなく、筋肉の繊維に沿って指を滑らせるように圧をかけていきます。
筋膜は網目状になっているので、点で抑えると効果が半減してしまいます。
めん棒を使い生地を均等な力で伸ばしていく感じをイメージしましょう。
強い力をかけずにゆっくり
筋膜は薄い膜であるため、強い力をかけるとより縮こまってしまう可能性があります。
また、筋膜の奥にある筋繊維を刺激することになるので、筋肉リリースとは違ったものとなってしまいます。
筋肉を押した時、爪が白くなる程度の力加減を目安に、ゆっくり時間をかけて押してください。
少なくても30~90秒以上刺激を与えるようにしましょう。
手技のデメリットとは?
ゆっくり時間をかけて行われる筋肉リリースですが、手技ではデメリットも存在します。
どんなデメリットが生じるのか確認していきましょう。
専門的な知識が必要
筋膜リリースを正確に行うためには、体の構造や筋肉や筋膜の仕組みを理解しなければなりません。
筋膜リリースは筋繊維に沿って圧をかけなければならないので、体のことを分かっていないと的確な施術が行えないからです。
エステサロンなどに筋膜リリースを導入する際は、改めて筋膜の施術に関する知識の勉強や技術チェックが必要となるでしょう。
時間がかかる
施術を行う部分が全体なのか、それとも部分的なのかによっても施術時間は変わってきますが、最低でも60~90分を目安と考えておきましょう。
筋膜は広範囲でつながっているものなので、どこか引っ張ると連動して他の膜が引っ張られ、形が変形してしまいます。
綺麗な網目に整えるためには、どこが引っ張られているのか細かくチェックし、調節するように施術を行う必要があります。
そのため、かなりの時間をかけて行う必要があるのです。
そうなると、問題はお店の回転率が滞ってしまう点が挙げられます。
1度の施術が長くなれば1日に動員できる数も限定されてしまい、売上が伸びないという事態を引き起こします。
特に施術者が少ない場合は、回転率的にデメリットを感じてしまうでしょう。
リリースカッターでより効果的な筋膜リリース
手技は専門的な知識や技術が必要であり、また時間がかかる施術なので回転率が良くないというデメリットがあります。
そのデメリットを解消する方法として最適なのが、プロラボソリューションが提供する業務用エステ機器の「リリースカッター」です。
リリースカッターは3D EMSにより筋膜にアプローチし、筋膜リリースを短時間で実現できます。
どのようなエステ機器なのか、リリースカッターの特徴を見てみましょう。
3D EMSで短時間アプローチ
3D EMSは一般的なEMSよりも筋肉をたくさん動かすことができます。
専用のグローブを着用し、そこから流れる微弱電流を筋肉に流すことで力を入れなくとも、撫でたり、軽く押したりする動作で深部までアプローチすることが可能です。
手のひらや指の本数に応じてアプローチする範囲の強弱も簡単に調節できます。
効率良く作用するため、約10分と手技よりも短時間で施術を完了させることが可能です。
交流式を採用
電気を用いた機器には直流式と交流式の2つがあります。
従来のものが主に直流が使われていますが、リリースカッターは交流式を採用しました。
直流の場合、鎮静作用を持つ-の電流が流れます。
一方、交流は沈静作用の-電流に加えて、賦活作用の+電流も流れ、両方の作用を得ることが可能です。
また、電流が届く長さにも違いがあり、交流の方が直流よりも長いため体の深部まで流せるというメリットがあります。
交流式のEMSにより筋肉の深部まで効果的にアプローチしているのです。
便利機能を搭載
効率良く施術を行うために便利機能を多数搭載しました。
電流や周波数は2種類のフットスイッチを使い、手を動かさずとも切り替えが可能です。
リリースカッターの場合、電圧は0~120V、周波数は60~1200Hzまで切り替えられます。
また、動作タイマーを搭載しました。
10~60分間連続稼働させることができ、10分単位でタイマー機能を設定可能です。
タイマー機能により、時間管理も非常に容易に行えます。
ケアを始めた時、急に電流が流れるとびっくりしてしまう可能性があるので、電流自動調整機能も搭載しました。
対象部位に触れると徐々に電流が上がっていく仕組みなので、電流の刺激に驚く心配がありません。
特殊コーティングの手袋
施術の際に着用する手袋は特殊銀とカーボンコーティングが施されています。
従来のエステ機器はピリピリ痛みがするという欠点がありますが、特殊仕様の手袋は不快なピリピリ感を大幅に軽減しているので安心です。
手技との組み合わせでエステシーンでも大活躍
リリースカッターは手技との組み合わせにより、エステシーンでも大活躍します。
例えば、顔のリフトアップやデコルテのケア、ボディやフットのマッサージでリンパや血行の流れ、コリや痛みを改善するといった施術が可能です。
リリースカッターは幅広い分野で活用できる
リリースカッターはエステサロンメニューだけではなく、鍼灸院や整骨院、アスリート向けのボディコントロール、在宅介護など様々な分野で活用できます。
鍼灸院や整骨院
鍼灸院や整骨院では体の痛みやコリの改善を目的に訪れる方が多いです。
リリースカッターを使えば、整体やマッサージによりコリをほぐしながら、筋膜リリースにより慢性的な痛みを取り除けるリラクゼーション治療が可能です。
ボディコントロール
スポーツの痛みや筋肉疲労もリリースカッターのよる筋膜リリースで改善や予防が可能です。
運動前なら微弱電流を流すことで、収縮と弛緩の反復により筋肉はエンジンがかかった状態になり、瞬発力やパフォーマンスの向上に期待できます。
アスリートやスポーツ選手の定期的なボディコントロールに最適な機器です。
在宅介護
人間は加齢と共に筋力が低下し、関節に不具合が生じし始めます。
また、機動力や柔軟性も若い頃と比べて低下していくでしょう。
そうなると転倒するリスクも高くなっていきます。
特に介護を受けている高齢者は自分で動く機会が少なくなるので、筋力が低下するペースも早くなるでしょう。
リリースカッターは在宅介護や介護施設での筋肉ケアに効果的です。
筋肉や筋膜にアプローチすることで、機動性や柔軟性の向上や可動域の拡大作用があるので、筋骨格系のトラブルの防止に役立ちます。
筋膜リリースは健康面と美容面の両方で優れた作用があるため、注目されている施術の1つです。
手技であれば初期費用をかけずメニューに加えることができますが、時間をかけて行う施術なので回転効率に欠点があります。
また、体の構造を理解し、適度な力加減で適切に行わないと効果が発揮されないので、手技ではクオリティに差が出てしまうでしょう。
それなら誰でも簡単に筋肉や筋膜の深部にアプローチできる、リリースカッターの活用がおすすめです。
わずか10分と短時間で施術ができるので、お店の回転率を向上し、売上のアップにもつなげられます。
リラクゼーション効果の高い筋膜リリースを導入されたい方は、プロラボソリューションへ気軽にご相談ください。